掃除機の詰まり解決完全ガイド

掃除中に掃除機のホースに物が詰まることはよくあります。

例えば、窓を開けたままで外の小物が吹き飛ばされホースに吸い込まれたり、掃除前に部屋の片付けが不完全で物が残っていたりすると、そういった事故が起こります。

しかし、ホースを切ることなく詰まりを解消する方法がいくつかあります。

この記事では、それらの方法を詳しく解説します。

ホースの詰まり対策

ホースは様々な物が詰まることがありますが、この記事では以下の物がホースに詰まってしまった時の対処法を説明します。

間違った対処をしてしまうと、ホースを傷つけてしまったり、変形してしまったりしますので注意しましょう。

掃除機で小さなタオルを誤って吸い込んでしまうことがあります。

そんな時は、クリーニング店で使用する針金ハンガーが役立ちます。

ハンガーをまっすぐに伸ばして、ホースの中に差し込みます。

このとき、ホースを傷つけないよう注意しながら、タオルにハンガーが触れたら、それを掴んで引き抜きます。

家で靴下を脱ぎっぱなしにしておくと、それが掃除機に吸い込まれることがあります。

このような場合、乾電池を使うと良いでしょう。

ホースの中に乾電池を入れて振ることで、重みで靴下を押し出すことができます。

掃除中にテーブルから落ちたハンカチを吸い込むこともあります。

その場合、掃除機のホースを素早く回して遠心力を利用し、ハンカチをホースの出口近くまで移動させることができます。

広く安全な場所でこの作業を行い、ハンカチが見えたら手で引き抜きます。

ビニール袋は掃除機のホースに詰まりやすく、取り出すのが困難なことがあります。

ガムテープを使う方法が効果的です。

長い棒にガムテープを粘着面が外側になるように巻き付け、ホースの中に差し込み、ビニール袋を引っ掛けて取り出します。

この際、ガムテープがしっかりと付いているかを確認してください。

ペットボトルのキャップが掃除機のホースに詰まってしまうことはよくあります。

キャップはホースに比べて小さく、簡単に詰まるため、問題になります。

この場合、ホースを掃除機から取り外し、バスルームで水道水をホースに直接流し込むことで、水圧を使ってキャップを押し出すのが効果的です。

ホースが柔らかい素材でできている場合や伸縮性がある場合、繰り返し伸縮させることにより内部のプラスチック片を取り除くことが可能です。

それでも取れない時は、水圧を利用する方法も有効です。

たんすの下など、定期的に掃除が行われていない場所はほこりが溜まりやすいです。

大きなほこりがホースに詰まった場合は、掃除機からホースを取り外し、長い棒で押し出す方法が推奨されます。

ほこりが膨らむ恐れがあるため、水を使う方法は避けましょう。

これまでに掃除機のホースに詰まった様々な物の対処法を紹介しました。

意外なアイテムを使った方法もいくつかありました。

理想的には掃除を始める前に床上をきれいにすることが大切ですが、何かが詰まってしまった場合は、上記の方法を試してみてください。

ただし、取り出した物が損傷する可能性もあるため、取り扱いには注意が必要です。