スノスト(SixTONES vs Snow Man)が2020年1月22日に同時デビューを果たし、初日の売上が77.3万枚を記録し、話題になりました。
その後も売上を伸ばし、発売3日目にはミリオンも達成しました!
しかし、スノストのCD売上に関して「ずるい!」と批判的な声が上がっています。
さらに、CDを購入したファンの方々も売上に関して「納得いかない」方や「複雑な心境」の方も多くいました。
どういうことなのでしょうか?
スノストのCD売上について徹底調査しましたので、批判的な声や比較できない理由と共にご紹介します。
Contents
スノストCD売上がミリオン達成!歴代ジャニーズデビュー曲 初週売上ランキング1位!
まずは、スノストが歴代の記録を覆した衝撃的な結果をご覧ください。
スノストCD売上が発売3日でミリオン達成!
スノストがCD発売3日目で、売上がミリオン達成した記録をご紹介します。(ORICON調査より)
【発売初日(1月21日付)】
売上:77.3万枚
【発売翌日(1月22日付)】
売上:21.8万枚
【発売3日目(1月23日付)】
売上:10.3万枚
【発売初日~3日間】
累積売上:109.4万枚
デイリー3日目にしてミリオンを達成!
※オリコンデイリーシングルランキングより
数字だけ見ると、すごい快挙ですよね。
歴代ジャニーズのデビュー曲売上と比較しても、驚愕の結果です!
歴代ジャニーズデビュー曲 初週売上ランキング1位!
スノストのCD売上が、発売初日に77.3万枚、発売3日目で109.4万枚という記録は、歴代のジャニーズデビュー曲売上と比較しても凄まじい記録です!
歴代ジャニーズのデビュー曲で初週売上ランキング1位は、75.4万枚を達成したKAT-TUNの「Real Face」でしたが、その記録をスノストは1日で抜いてしまいました!
【スノスト】
発売初日:売上77.3万枚
【KAT-TUN】
発売初週:売上75.4万枚
すごい記録ですよね!
参考に、歴代ジャニーズデビュー曲の初週売上ランキングもご紹介します。※ORICON調査より
ランキング | グループ・デビュー曲 | 売上枚数 |
第1位 | KAT-TUN「Real Face」 | 75.4万枚 |
第2位 | King&Prince「シンデレラガール」 | 57.5万枚 |
第3位 | 嵐「A・RA・SHI」 | 55.7万枚 |
第4位 | Kis-My-Ft2「Everybody Go」 | 31.6万枚 |
第5位 | Kinki Kids「硝子の少年」 | 31.5万枚 |
第6位 | NEWS「希望~Yell」 | 27.1万枚 |
第7位 | ジャニーズWEST「ええじゃないか」 | 26.2万枚 |
第8位 | Hey!Say!JUMP「Ultra Music Power」 | 24.7万枚 |
第9位 | V6「MUSIC FOR THE PEOPLE」 | 18.7万枚 |
第10位 | 中山優馬 w/B.I.Shadow「悪魔な恋」 | 17.6万枚 |
これだけの快挙を成し遂げたスノストですが、「スノストのCD売上がずるい」と批判的な声があがっているのです。
スノストCD売上がずるい?批判の理由は?
「スノストのCD売上がずるい」と批判されている理由をご紹介します。
スノストのCD売上がずるい理由①売上が合算だから!
スノストのCD売上がずるい1つ目の理由は「売上が合算だから」です。
スノストのCDが発売初日に77.3万枚売り上げたのも、発売3日目にして109.4万枚売り上げたのも、「SixTONESとSnow Man」2グループの「売上が合算」された結果なのです。
「SixTONES vs Snow Man」と両グループは、
・「ライバル関係」であり、
・「レコード会社」も違います。
(SixTONES:ソニー・ミュージックレーベルズ、Snow Man:エイベックス・エンタテインメント)
それにも関わらず、2グループの合算で売上が集計されているのです。(オリコン調査より)
スノスト2グループの売上が「合算」であることから「スノストのCD売上がずるい」と言われているのですね。
実際の声はこちらです。
FF外から失礼します
スノスト2グループで合算ってずるいですよねw1グループで数えれば
嵐のBRAVEよりも売上いってないらしいですw— nka (@gwppajmpdpwj) January 26, 2020
スノストどっちが1位だったんだ?ってオリコン見たけど一緒に出してんのか…そりゃ歴代1位取れるよ!ずるいよ!
— kn_in ¹¹(かな) (@DtknDtkn) January 23, 2020
こんなにSNSが発達していない時代にミリオン売ってさ、初動70万売るとかやっぱり昔のKAT-TUN強すぎるよ。SNSの宣伝もないし、当時はすごく人気だったんだなって。スノスト合算なのに、ジャニーズ歴代1位になるとかそんなのずるいって。昔のKAT-TUNがどんどん記録塗り替えられてつらいよ
— なす🍆 (@ma_candle) January 25, 2020
スノストのCD売上がずるい理由②ハイタッチ券+抽選
スノストのCD売上がずるい2つ目の理由は「ハイタッチ券が封入されていること」と「ハイタッチ参加は抽選で決まること」です。
スノストのシングルデビュー曲は、合計6形態(SixTONES 3形態、Snow Man 3形態)販売されていますが、全てにスノストハイタッチ応募券が封入されているのです。
さらにスノストハイタッチ会に参加できるかどうかは「抽選」で決まるため、1人で何枚も購入するファンが多数いたようです。
こちらのアンケート結果だけでも、1人あたり30枚以上購入した方が60人以上います。(投票者240人)
スノストCD購入枚数#SnowMan #SixTONES #ハイタッチ
— ♡ (@ff_torihiki) January 21, 2020
・「ハイタッチ券」が封入されており、
・「抽選」で決まる
となれば、「CD」売上枚数が伸びるのは当たり前ですよね。
「ハイタッチ券封入」と「抽選」という理由から「スノストのCD売上はずるい」と言われているのですね。
実際の声がこちらです。
スノストそんなに売れてるのか!って思ったらハイタッチ券付いてるのね…そりゃ売れるよね笑
— manami (@nino_shige__m) January 22, 2020
AKBグループの総選挙+握手券商法に比べたらスノストはマシみたくジャニオタの友人に言われ、そうかもね~とその時は納得したんだけど、ファン視点になれば「CD買えば必ず会えて握手✨」ならその方が親切。スノストのハイタッチ会は抽選(沢山買っても運次第)、さらに別グループなのに【合算】😱>RT
— 亜☆笙子 (@shoko56) January 25, 2020
合同でミリオン達成って騒がれても
全然凄いって思わないし
それにハイタッチ会の応募券ついてたら
スノスト担じゃなくても買うでしょ
なんか納得いかんなー— M (@uedakunsuki) January 24, 2020
しかし、King&Princeもデビューシングルに「ハイタッチ券の封入+抽選」という特典がついていたため、この特典だけに関しては「King&PrinceのCD売上もずるい」と言えますよね。
「2グループ合算」と「ハイタッチ券+抽選の特典」という2つの理由から「スノストのCD売上がずるい」という批判が出たことが分かりました。
ファンも複雑な気持ちに「ファンの声」をご紹介!
「スノストのCD売上がずるい」という批判的な声があがっていますが、ファンの方々も複雑な心境のようです。
SixTONES、Snow Manそれぞれのファン(もう1つのグループは応援していないファン)の方々は「売上が合算されること」に違和感を感じている印象でした。
ストのためにCD買いたいけど、合算されると思ったら嫌すぎて予約キャンセルの毎日
— 幸 (@Sa_SnowMan) January 15, 2020
SixTONESだけの売上がみたいのにどこ見ても合算。私はSnowManのために買ったんじゃない。せめてタイトルだけでも分けてくれよ。ややこしいわ。SnowManのファンの人も同じ気持ちだろこれ。同時デビューまではよかったんだけどCDまで一緒でタイトルまで一緒ってめちゃくちゃやん。
— kittytan (@momohikibba) January 25, 2020
SixTONES SnowMan
ミリオンおめでとう!!!
次は合算じゃなくてSixTONESだけでミリオン行きたい!!— (@hoku___f) January 24, 2020
SixTONESがJUMPの
バックやってくれてたし
何より高地は地元一緒だし
たまに駅で見かけるから
応援の気持ちで買おかなって
思うけどSnowManに売り上げ
合算されたら嫌だなって思う。
#SixTONESミリオン目指すってよ#田中樹#ジェシー#森本慎太郎#松村北斗#高地優吾#京本大我— ちっち (@ren_chihi23) January 7, 2020
スノーマンは合算じゃないと困るからじゃん笑笑
ストーンズのが売れてるから— 牧 (@abcdusui) January 24, 2020
ファンの方々も売上が合算されることに複雑な心境のようですね。
スノストのグループごとのCD売上は?
それでは、スノストのグループごとのCD売上はどうなっているのでしょうか?
Billboard JAPANの集計結果によると、2020年1月20日~1月22日の初動3日間のCD売上枚数は次の通りです。
【SixTONES(ストーンズ)】
「Imitation Rain」を表題曲とした『Imitation Rain / D.D.』は586,350枚を売り上げ暫定トップ(2020年1月23日時点)
↓
その後、初週売上776,863枚を記録。総合首位(2020年2月3日付:集計期間2020年1月20日~1月26日)
【Snow Man(スノーマン)】
「D.D.」を表題曲とした『D.D. / Imitation Rain』は569,152枚を売り上げて、現在2位(2020年1月23日時点)
↓
その後、初週売上752,236枚を記録。総合2位(2020年2月3日付:集計期間2020年1月20日~1月26日)
両作品とも初動3日間でハーフミリオンを突破しましたが、SixTONESの方が売上枚数が多いことが分かります。
初動3日間でも、SixTONESのCD売上枚数は、King&Princeの初週売上枚数57.5万枚を超えています。
King&Princeはハイタッチ券封入という条件では同じなので、グループごとに見ても「CD売上がずるい!」とは言えなくなりそうです。
しかし、そもそもBillboardとORICONでは集計方法が異なるため比較ができません。
そのため、結局「同じ条件では無いのに歴代ジャニーズと比較するのはおかしい!」「スノストのCD売上はずるい!」ということになってしまうのです。
スノストの売上は歴代ジャニーズの売上とは比較できない!
SixTONESとSnow Manの売上を別々に考えたとしても、BillboardとORICONでは集客方法が異なります。
そのため、比較ができず、結論として「スノストのCD売上はずるい」となってしまいます。
ORICONとBillboardの集計方法の違いはこちらです。
【ORICON】
・日本独自の集計方法
・CD売上枚数をカウント
・対象:ORICON集計協力店のレジを通ったもの、ネットショップで購入されたもの
【Billboard】
・アメリカで最も権威のある音楽チャートの日本版が「Billboard JAPAN」
・世界中がBillboard(アメリカ)の集計方法を基準にしている
・CDだけでなく様々な音楽メディアを総合的にカウント
→CDショップやCD通販、各配信業者の売上枚数、ラジオでのエアプレイや動画再生、Twitterでのツイート、CDからPCへの取り込み、カラオケのリクエストの回数すべてを合わせて集計
・CDジングルの具体的な集計方法:コンビニ、Eコマースを含む全国約53,000店舗の音楽・映像ソフトショップのPOSデータから、細かく区分されたエリアの平均シェア計測にもとづく「全国推定売上枚数」を算出している。
ざっくりと簡単に区別すると、次のようになると思います。
【ORICON】
・CD売上枚数をカウント
・協力店のデータより算出
【Billboard】
・CDだけでなく様々な音楽メディアを総合的にカウント
・CD売上:全国店舗のPOSデータより算出
こちらの動画でORICONとBillboardの違いを分かりやすく解説してくれていますので、ご覧ください。
実際に、ORICONとBillboardでは集計方法が異なるために、どちらかではランキング1位でも、もう一方ではランキング2位という過去の事例が出ています。
つまり、スノストの売上は、どんな形であれ正確には歴代ジャニーズとの比較ができないのです。
【ORICONで比較した場合】
スノスト:合算
他グループ:1グループのみ
↓
比較できない
【特典で比較した場合】
スノスト、King&Prince:ハイタッチ券封入
その他の歴代ジャニーズ:ハイタッチ券封入なし
↓
比較できない
【グループ別に比較した場合】
SixTONESの売上:Billboard
Snow Manの売上:Billboard
その他の歴代ジャニーズ:ORICON
↓
比較できない
結果として、スノストのCD売上と歴代ジャニーズのCD売上を比較するのは「ずるい!」「違う!」となってしまうのです。
まとめ
スノストのCD売上に関して「ずるい!」と批判的な声が上がっていましたので、スノストのCD売上についてや、批判的な声について詳しくご紹介しました。
結果として、スノストのCD売上と歴代ジャニーズの売上は、
・合算であること
・特典付きであること
・会社によって集計方法が異なること
から比較できないということが分かりました。
「スノストのCD売上はずるい!」という声が上がってしまうのは、しょうがないことですが、歴代ジャニーズとは別枠としての記録を存分に伸ばしてほしいですね!
今後の活躍が楽しみですね^^




