EXIT 兼近大樹さんが売春斡旋の他に強盗容疑でも逮捕されていたことが判明しました。なぜ犯罪に手を染めたのか?そして更生するきっかけは何だったのか?その真相をご紹介します。
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EXIT 兼近大樹の逮捕歴① 売春斡旋
EXIT兼近大樹さんは少女売春斡旋で逮捕されています。(2019年9月5日発売 週刊文春)
【文春報道】EXIT兼近、少女売春あっせんで逮捕の過去https://t.co/73mskJflJo
直撃を受けると「簡易裁判で、罰金刑10万円で出てきました」と事実を認めた。事件について、吉本には以前から話していたという。 pic.twitter.com/Fd6D26D28C
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 4, 2019
兼近大樹(28)が、2011年11月、売春防止法違反の疑いで北海道警厚別署に逮捕されていたことが「週刊文春」の取材で分かった。
引用:文春オンラインより
2011年11月当時、兼近大樹さんは20歳でした。直接の逮捕容疑は2011年4月で、当時19歳でした。詳細については次のように解説されています。(地元記者情報)
「要は、売春の斡旋をしていたのです。直接の逮捕容疑は同年4月、札幌市の高校3年の女子生徒(当時19)に、携帯電話の出会い系サイトを通じて知り合った男性と市内のホテルでいかがわしい行為をさせ、現金1万5000円を受け取らせたというもの。女子生徒は『小遣いほしさに男性100人くらいと関係を持った』と供述。当時、兼近は容疑を全面的に認め、罰金刑の有罪判決を受けています」
引用:文春オンラインより
2019年9月1日の深夜、文春の取材班が兼近大樹さんを直撃すると、あっさりと事実関係を認めたそうです。
「はいはい。そうです。簡易裁判で、罰金刑10万円で出てきました」
引用:文春オンラインより
そして、安心した表情を見せて、次のように話しました。
「正直いつか絶対バレることなんで、吉本にはずっと話していて。絶対に誰か気付くんで、それが今、文春さんが知ってくれたということで正直嬉しかったです。『やっと、今、言えるんだ』って! 吉本からは『誰にも言うな』『絶対ダメ』って言われて」
引用:文春オンラインより
兼近大樹さんは、連日のように過去を暴かれる芸能人を見る度に、大きな不安に押しつぶされそうになっていたそうです。
「もし過去の逮捕歴が明るみにでてしまったら…」
「自分の過去もバレるかもしれない…」
人気が出るほど、その不安は膨らんでいったみたいです。(爆報!THEフライデー)
だからこそ、文春が直撃してくれた時、「やっと不安から開放される」「隠さなくて済む」と安心したのかもしれませんね。
逮捕当時、爆報!THEフライデーによると、
「それが法に触れるとかそういうことは分かっていた上で、それの何がいけないんだって思っちゃっていましたね。僕が未成年の頃は」
と罪の重さを実感できていない様子でした。
そして、1回目の逮捕から約9ヶ月後、再び逮捕されてしまうのです。
EXIT 兼近大樹の逮捕歴② 強盗容疑
2回目の逮捕は、2012年8月、札幌でおきた1000万円強盗事件に兼近大樹さんも関与していたことが疑われ、逮捕されています。(当時21歳)
爆報!THEフライデーで放送された他、新聞でも記事になっていましたので、事実と言えます。



逮捕当時、兼近大樹さんが目の前で逮捕される姿を見た母親は、
「玄関でこの子逃げないから手錠はかけないでくれ」
「あのときの出来事が1番辛い」
と涙ながらに当時のことを告白してくれました。(爆報!THEフライデー)
兼近大樹さんは、なぜ売春斡旋や強盗容疑の罪を犯してしまったのでしょうか?
なぜ売春斡旋や強盗容疑をしたのか?
なぜ売春斡旋や強盗容疑をしたのか、過去のエピソードと共にご紹介します。
貧困生活のいたずら行動
兼近大樹さんが小学生の時、両親が離婚。女手一つで3人の子供を育てる母親は昼夜問わず働き詰めの日々。食事はもやしのみの極貧生活。お腹が空いた兼近大樹さんは妹と共に驚きの行動をしていました。
「ピンポンダッシュをして、わざと捕まり、お腹が空いたと訴え、食べ物をもらう」という、同情をかって空腹をしのいでいたのです。
今だから笑い話にできますが、いけない行為ですよね。
貧乏生活脱出のため高校中退
兼近大樹さんは、母親を支えたいという思いから、高校を中退して働くことを決意します。朝は新聞配達、昼は鳶職。毎月10万円を家庭にいれていました。
しかし、兼近大樹さんは不良グループの一員で、鳶職をしながら夜は不良グループと夜の街で遊んでいました。兼近さんの周りには、同じような家庭で育った友人たちばかり。そしてその環境下で「歪んだ考え」を抱くことになってしまうのです。
兼近さんは爆報!THEフライデーにて次のように語っていました。
「僕が一緒にいた友達たちは、両親がいない。それが当たり前。片親も当たり前。ちゃんと学校に行って、親からお小遣いもらって何かを買って、そうやって生きている人たちのほうが異常でした。なんだこいつら。自分で何かをやったことあるのか。その習い事は親の習い事でやっているんだろ。そっちのほうが異常に映っていましたね」
少数派の自分たちが当たり前と思い、多数派のいわゆる普通の道の人たちが異常だと思い、敵対視していた気持ちもあったのかもしれません。
貧しさから生まれた心の歪み。そのずれてしまった常識が大きな落とし穴となるのです。
知人に誘われ夜の世界にハマる
逮捕のきっかけとなったのは、兼近大樹さんが18歳の時のある誘いでした。
知人に「夜の店のボーイのバイト」を誘われ、軽い気持ちで誘いにのると、そこは予想だにしないとんでもない世界でした。
しかし、兼近大樹さんは、特にやりたい仕事もなかったので抵抗がなく、この仕事にどっぷりハマっていきました。
そして自宅に警察が押しかけ、「女性に犯罪行為を斡旋した容疑で逮捕」されました。夜の仕事の中で何気なくやっていたことが法律に触れていたのです。
まとめると、犯罪を犯す直接的なきっかけとなった出来事は、
「知人のボーイバイトの誘い」
しかし、そこに至るまでに、
・両親の離婚
・貧困生活からのいたずら行動
・一般的な道のりから逸脱してしまったこと
・少数派の環境が当たり前になり、考え方がずれていったこと
・常識の歪み
等の数々の要因があったのです。
夜の世界へ進み、逮捕歴が2度ある兼近大樹さんは、どうやって更生していったのでしょうか?
更生しようと思ったきっかけは「又吉」と「刑事」?
兼近大樹さんが更生しようと思ったきっかけは「又吉」さんと「刑事」さんです。2つの偶然が重なり、更生を決意したのです。
ピース 又吉直樹の本との出会い
勾留中、友人からの差し入れの中に一冊の本がありました。その本の著者が「又吉直樹」さんだったのです!
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価格:544円 |

この又吉直樹さんの本がきっかけで、兼近大樹さんの人生観が激変します。
本の内容は、本好きの又吉直樹さんが、自らのエピソードを交えながら、愛読書を紹介するというもの。
どん底でも笑わせてくれる魅力的な世界に、「芸人になりたい」という夢を抱きます。兼近さんが初めて夢を持ったのです。しかし同時に「自分みたいな人が、無理だそうな」という思いも抱いてしまいます。
刑事が後押し
そこで兼近さんの夢を後押ししたのが、逮捕した刑事さんだったのです。
「そんなに芸人になりたいのなら東京に行ってみたらどうだ?今までの友達とは縁を切れ。この世界に染まるな」
この刑事さんの後押しで、芸人になることを決意!
2012年12月(当時21歳)に、友人との縁を切って、東京へ行くのです!
ピース又吉直樹さんの本と偶々出会い、弱気になっていたところで刑事さんが偶々後押ししてくれたという2つの偶然が重なり、更生できたのですね。
又吉直樹さんが本の中で紹介している本も全て読んだという兼近さん。
「異常な環境を描くじゃないですか。本は。その異常が俺にとってのあるあるだったりするんですよ」
本を読むことで、過去の自分がいた環境が普通ではなかったことに気づき、
「そいうことに関しては、又吉さんには感謝していますね」
と又吉直樹さんに向けて感謝の思いを語っていました。
人気の渦中にいるEXIT兼近大樹さん。過去に犯した罪について賛否両論の意見が多数あります。人それぞれ思いは違うと思いますが、悔やむ過去があるからこそ、これからを誠実に努力して生きられると私は思います。
まとめ
EXIT 兼近大樹さんが売春斡旋の他に強盗容疑でも逮捕されていたことが判明しました。なぜ犯罪に手を染めたのか?そして更生するきっかけは何だったのか?その真相をご紹介しました。
簡潔にまとめると、
・兼近大樹さんの逮捕歴は2回。
・1回目:2011年4月 売春斡旋で逮捕
・2回目:2012年8月 強盗事件で逮捕
・犯罪の直接的なきっかけは、夜のボーイバイトの誘い
・更生のきっかけは「又吉直樹」の本と、刑事の後押し
となります。
今後、どのような活躍を見せてくれるのか、世間の評価はどうなるのか、注目し続ける人が多数だと思います。